経営者の方に保険や金融に関する情報を届けたい。間違った節税や保険加入で多くの経営者が失敗しているのを見てきました。これは地域社会や社員さんの生活、社長の生活にとっても大きな損失です。YouTubeやセミナーなども開催していますのでそちらの参考にしてみてください。

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個人で大きな終身保険に入るデメリット

 

僕が勝手に定義する
・払込期間が15年以上
かつ
・払込金額が月5万円以上
 
上記の条件に当てはまる人から、保険を辞めたいという相談が多い経験から割り出した。
 
 
 
 
 
 
からまずはおさらい
 
1.払込が終わっても保障は一生涯残る
2.払込終了後、解約すると払込金額より多く戻ってくる
3.払込期間中に解約すると大きく元本割れする
 
1.払込が終わっても一生涯残る。
 
仮に35歳男性が、65歳まで払い込みの終身保険月5万円の支払いで入ったとします。
一生涯の死亡保障が2500万円付いて、払込は65歳で終わる。
 
ただ、疑問なのは65歳以降2500万の死亡保険が必要かどうか?
 
僕個人的の意見は、相続対策をするような富裕層以外は不要です。
 
なぜなら、65歳以降に死んでも家計に大きなインパクトはないから。
 
出費の面で言うと、子供がいれば、社会人になっている場合がほとんど。
死亡すれば住宅ローンもなくなる。
学費、住宅費用という2大出費がなくなる。
 
そして、収入はというと、遺族年金がもらえる。
 
遺族年金は大体、年金の3/4程度。
 
仮に月20万円の年金をもらえる夫婦であれば、15万円の遺族年金が入ってくる。
 
住宅ローンも、子供の教育費もいらない。
 
贅沢しなければなんとか暮らせるレベルかと思う。
 
 
2.払込終了後、解約すると払込金額より多く戻ってくる。
 
たしかに、増える金額は定期預金や銀行の普通預金よりも多くなる。
 
ただ、これは非常に金利の低い金融商品と比べた場合。
株式や投資信託等で運用した場合はどうだろうか?
 
僕個人が任せているファンドの運用年率は7%前後。
 
10年ちょっとで元本が倍になる計算である。
 
リスクがありそうに思うかもしれないが、しっかり勉強すればリスクを把握できる。
把握すれば、リスク回避する方法も準備できるのである。
 
今の時代普通預金金利で資産形成しようというのは、無理がある。
 
 
終身保険を年率に直すと、1%を切る場合もある。
(ちなみに保険の予定利率と年率は違う。)
 
 
3.払込期間中に解約すると大きく元本割れする
 
 
上記の例で、65歳まで払い込みという条件だった。
 
仮に50歳で解約したらどうだろう?子供が大学に入学し、学費が年間100万円前後かかってきた。
月5万円の保険料負担は大きすぎる。
 
35歳から50歳まで月5万円を払ったら、総支払額は900万円
そこで解約したら900万戻ってくるか?
 
答えは否である。
 
多くてもその6割か7割位ではないかと思う。
6割返ってくるとしたら、4割の360万円は戻ってこない。
 
掛け捨て保険で入っていれば、360万の半分以下で同等の死亡保障は得られるはずである。
 
ちなみに低解約期間付き終身保険という商品であればその損失はより大きくなる。
 
 
 
【番外編】保険屋さんは、大きな終身保険に入っているかどうか?
僕が勝手に定義する大きな終身保険とは、
・払込期間が15年以上
かつ
・払込金額が月5万円以上
 
こういった保険に入っている保険屋はほとんどいないのではと思う。
 
保険屋さんのほとんど完全歩合の世界。
 
今年は良くても、来年の生活の保障はない。
 
来年は10%や20%収入が下がることもザラである。
 
そんな状況で、長い期間大きな金額を払い続けることに躊躇する。
 
だから保険屋は僕の定義する大きな終身保険には加入していないと思われる。
 
だからといって、安定して収入がある方に大きな終身保険を販売するのはどうかという問題にはならないわけですが。
 
 
それでは当てはまる人はどうしたらよいか?
 
 
 
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