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iDeCoの節税効果と投資信託の比較 【FPでも間違う】

正月9連休を取ったので、今日が初出になりました。

ひたすらプランニングと家族との時間をとり、仕事の雑務は考えず、長期的な計画のみ立てていました。

 

さて、今日気づいた点は 単利と複利の違いの大きさです。

 

iDeCoをした場合と投資信託等をした場合の比較を作ってみました。

 

iDeCo所得税住民税が安くなる メリットがあります。

住民税10%所得税5%が最低のランクなのですが、最低でも合計15%の節税効果があります。

 

一方、投資信託で仮に10%の年利回りが期待出来るとしましょう。

 

どちらがメリットがあるかと言うと、15%の方が大きいのでメリットがありそうですが、 実は投資信託の方がメリットがあることがわかりました。

 

というのもiDeCoは単利、投資信託複利になるので、%だけでは判断できないんですね。

 

ちなみに計算式は下記になります。

1.年間24万円を30年間積立、iDeCoは15%の節税効果で年利5%の福利運用

2.年間24万円を30年間積立、投資信託で年利10%の複利運用

 

1.節税分・・24x15%x30=1,080,000

  元本+投資リターン     16,742,590

  合計            16,822,590

 

2. 元本+投資リターン    43,426,422

 

差額が26,603,832

 

2600万程の差が出てしまいます。

 

それでは、投資信託が年利7%の利回りだとすると、

30年間の元本と投資のリターンは24,257,530

 

これでも年利7%の方が勝ちになります。

 

FPの方でも勘違いしている方が多いかもしれません。

 

率ではなく、額でみることも大事です。